日本の神話のふるさとと呼ばれる高千穂峡は、7㎞にわたって連なる断崖絶壁と美しい渓谷が絶景が魅力です。阿蘇山の噴火と浸食によって生まれた独特の景観は、崖の岩が柱のようにそそり立ち、「柱状節理」と呼ばれています。
「真名井の滝」と呼ばれる美しい滝がここのシンボルでもあり、渓谷の静けさの中で流れ落ちる深い緑がかった水が神秘的なまでに美しいのです。
国の名勝及び天然記念物に指定されています。
高千穂峡は、古くから神話の舞台として知られており、天孫降臨神話にも登場します。また、江戸時代には儒学者・貝原益軒が訪れて「日向日記」に記し、その美しい景観が全国に知れ渡りました。
【見どころ】
高千穂峡は、切り立った巨岩が連なる渓谷が特徴です。特に、代表的な奇岩である神楽岩は、高さ約40m、幅約20mの巨岩で、その迫力ある姿は圧巻です。また、高千穂峡には、真名井と呼ばれる湧き水があります。真名井の湧き水は、非常に澄んでいて、古くから神聖なものとして崇められています。
さらに、高千穂峡では、ボートに乗って渓谷を巡ることもできます。ボートから眺める高千穂峡の景色は、また格別です。
【所在地】
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井
【営業時間】
貸しボート 8:30~17:00
【アクセス情報】
・車
九州自動車道松橋IC 約1時間30分
・バス
延岡バスセンター
宮交バス高千穂バスセンター行 高千穂バスセンター 車で約10分
【周辺観光スポット】
高千穂神社
天岩戸神社
妙見神社
高千穂物産館
高千穂峡遊覧船
【注意事項】
高千穂峡は、山間部にあるため、夏でも朝晩は冷え込むことがあります。
遊歩道は整備されていますが、足元が悪い場所もあるので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
【参考情報】
高千穂町観光協会:https://takachiho-kanko.info/
宮崎観光ナビ:https://www.kanko-miyazaki.jp/spot/1001
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