鏡ばりの世界「ウユニ塩湖」

ウユニ塩湖 ボリビア

ウユニ塩湖は、ボリビア南西部にある世界最大の塩原です。標高約3,700mの高原地帯に広がる塩原は、約11,000平方キロメートルの面積を誇り、東京都の約5倍の広さです。

ウユニ塩湖は、アンデス山脈の隆起によって閉塞された湖が乾燥してできたものです。塩の厚さは最大で10メートルにもなり、その塩は採掘されて輸出されています。

ウユニ塩湖の特徴は、その平坦さです。塩湖全体の高低差はわずか50センチメートル以内といわれており、世界で最も平らな場所の一つとして知られています。

雨季(12月~3月)には、塩湖に水が張って鏡のような水面になります。水面に映る空と雲は「天空の鏡」と呼ばれ、幻想的な風景を生み出します。乾季(4月~11月)には、塩湖が干上がり、真っ白な塩の大地が広がります。塩の大地を四駆車で走り抜けるアクティビティも人気です。

ウユニ塩湖は、その独特な景観から世界中から観光客が訪れる人気の観光スポットです。塩湖周辺には、塩で作られたホテルやレストランなどが立ち並んでいます。

【ベストシーズン】
雨季(12月~3月)です。この時期は、塩湖に水が張って「天空の鏡」を見ることができます。ただし、雨季は高山病にかかりやすいので注意が必要です。乾季(4月~11月)は、高山病になりにくく、塩の大地を満喫することができます。

【見どころ】
・天空の鏡:雨季に塩湖に水が張った状態。水面に映る空と雲は、幻想的な風景を生み出す。
・塩の大地:乾季に塩湖が干上がった状態。真っ白な塩の大地が広がる。
・インカワシ島:塩湖の中にある島。島にはサボテンが生えている。
・塩のホテル:塩で作られたホテル。塩の壁や床、ベッドなど、すべて塩でできている。
・フラミンゴ:塩湖に生息するフラミンゴ。雨季に多く見ることができる。

【行き方】
ウユニ塩湖へは、ボリビアの首都ラパスから行くことができます。ラパスからウユニ塩湖までは、飛行機で約1時間、車で約10時間です。

飛行機の場合、ラパスのエル・アルト国際空港からウユニのウユニ空港まで直行便が運航しています。所要時間は約1時間です。

車の場合、ラパスからウユニまでは、パンアメリカンハイウェイを経由して行きます。所要時間は約10時間です。

【観光情報】
住所:ボリビア ウユニ県
アクセス:ラパスから飛行機で約1時間、車で約10時間
ベストシーズン:12月~3月(雨季)、4月~11月(乾季)
言語:スペイン語
通貨:ボリビアーノ(BOB)
治安:スリや置き引きなどの軽犯罪に注意が必要

【注意事項】
標高が高いため、高山病に注意が必要です。高山病の症状としては、頭痛、めまい、吐き気などがあります。高山病対策としては、ゆっくりと行動し、十分な水分を摂取することが大切です。
日差しが強いので、帽子やサングラス、日焼け止めなどを着用してください。
乾燥しているため、水分補給をこまめに行ってください。

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