奄美大島は、九州南方海上、鹿児島市と沖縄本島のほぼ中間に位置する鹿児島県奄美群島にあり、鹿児島県の離島でもっとも大きな島です。他の島と混同されない場合には単に大島(おおしま、奄美方言でうしま)ともいう。また、奄美群島内の他の島々との対比で大島本島と表現される場合もある。本土四島と陸路で繋がれていない離島としては沖縄本島に次いで人口が多い。
2021年7月に世界自然遺産登録されたこの島はほとんどが山間部で、アマミノクロウサギなどこの地でしか生息できない動植物も多数います。また島を囲むエメラルドグリーンの海とサンゴ礁は美しく、独自の生態系と手付かずの美しい自然が大きな魅力です。
アクティビティは高い透明度を誇る“アマミブルー”の海でのシュノーケリングやグラスボート、日本第2位の規模を誇るマングローブ林でのカヌー散策など、ここだけの素晴らしい体験ができます。
【概要】
面積:712.35 km²
人口:59,197(2022年4月)
座標:北緯28度19分35秒 東経129度22分28秒 / 北緯28.32639度 東経129.37444度
所在地:日本・鹿児島県
所在海域:周囲はすべて東シナ海
所属諸島:奄美群島
最高標高:694 m
【自然】
亜熱帯性気候に属し、年間を通して温暖で降水量が多い。島の大部分が山林で占められ、豊かな自然が残されています。
【動植物】
固有種と呼ばれる独自の動植物が生息する生物多様性豊かな島です。特に、リュウキュウキビナゴやアカヒゲなどの希少種が多く、世界自然遺産に登録されています。
【文化】
琉球文化と日本文化が融合した独自の文化を持っています。奄美語と呼ばれる独自の言語や、シマ唄と呼ばれる伝統的な歌謡などがあります。
【観光】
美しい自然と豊かな文化を楽しめる観光地として人気があります。主な観光スポットとしては、
・マングローブ原生林:世界最大級のマングローブ原生林が広がり、カヌーに乗って自然を満喫することができます。
・奄美海洋展示館:奄美大島の海に生息する様々な生き物を見ることができます。
・奄美市街:奄美大島の歴史や文化を学ぶことができる施設などが立ち並んでいます。
・夕日ヶ浜:美しい夕陽を見ることができる海岸です。
・奄美大島美術館:奄美大島出身の画家、田中一光の作品などを展示しています。
【所在地】
鹿児島県奄美市、大島郡龍郷町・大和村・宇検村・瀬戸内町
【アクセス】
奄美大島へは、飛行機で鹿児島空港から約1時間、那覇空港から約1時間30分、大阪国際空港(伊丹空港)から約2時間30分、東京国際空港(羽田空港)から約3時間30分です。
【参考情報】
奄美大島観光情報サイト あまみの:https://www.amami-tourism.org/
鹿児島県奄美市公式ホームページ:https://www.city.amami.lg.jp/
【注意事項】
奄美大島は、台風シーズンである夏場は雨が多くなります。旅行に行く場合は、雨具を持参することをおすすめします。
奄美大島は、日差しが強いので、帽子やサングラスなどの対策をしておきましょう。
奄美大島は、公共交通機関が発達していないので、レンタカーを借りることをおすすめします。
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