姫路城(ひめじじょう)は、兵庫県姫路市に位置する城です。
1993年には、日本の100名城にも選定され、1999年には奈良の法隆寺とともに日本初の世界文化遺産に登録されました。
白漆喰総塗籠造りの城壁や5重6階地下1階の大天守と東、西、乾の小天守が渡櫓で連結された連立式天守が特徴で、シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれています。
江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、国宝や重要文化財に指定されています。また、主郭部を含む中堀の内側は「姫路城跡」として国の特別史跡に指定されています。
歴史的価値はもちろんのこと、姫路城の魅力はその美しさ。
姫路城を借景にした美しい日本庭園「好古園」と合わせてご覧ください。
【歴史】
姫路城の起源は14世紀中頃にまで遡り、赤松貞範が築城したとされています。その後、城主が幾度か変わり、豊臣秀吉の家臣・黒田孝高が城主となった1585年に大規模な改修が行われました。
孝高は、白漆喰で塗り固めた天守や櫓を築き、姫路城を白鷺のような美しい城へと生まれ変わらせました。その後、池田輝政、本多政成、榊原康政など、歴代の城主によって改修が加えられ、現在の姿となりました。
【見どころ】
・白鷺城: 白漆喰で塗り固められた天守や櫓は、白鷺のような美しい姿をしています。
・連立式天守: 大天守と東、西、乾の小天守が渡櫓で連結された連立式天守は、日本でも姫路城のみが現存しています。
・庭園: 姫路城には、好古園や西御屋敷跡庭園など、いくつかの庭園があります。
・博物館: 姫路市立姫路城博物館では、姫路城の歴史や文化に関する資料を展示しています。
【所在地】
〒670-0012 兵庫県姫路市本町68
【アクセス】
電車: JR姫路駅から徒歩約20分
バス: 姫路駅前から神姫バス「姫路城」行きに乗車、約10分
【周辺情報】
姫路市立美術館
姫路動物園
姫路モノレール
姫路駅周辺の商店街
【参考情報】
姫路市公式サイト:https://www.city.himeji.lg.jp/castle/
公式サイト:https://www.himejicastle.jp/
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