大谷資料館は、栃木県宇都宮市にある、大谷石採石場跡に関する博物館です。江戸時代中期から昭和34年頃まで採掘が行われていた大谷石採掘場の地下空間を活用した資料館で、広さ約2万平方メートル、平均地下30メートル、最も深いところが60メートルという巨大な空間を体感することができます。
深さ30mの地点に広がる大谷石の採掘場跡に下りていくと、そこには映画インディ・ジョーンズの世界のようなまるで地下神殿のような光景が広がっています。
【歴史】
大谷石は、約1700万年前に堆積した火山灰が固まってできた凝灰岩で、江戸時代中期から採掘が始まりました。大谷石は、加工しやすく、耐火性や耐水性に優れていることから、建築材として広く利用されてきました。代表的な建造物としては、東京駅や日本銀行本店などが挙げられます。
【見どころ】
地下採掘場跡: 大谷資料館のメイン展示場である地下採掘場跡は、まさに圧巻のスケールです。採掘当時の様子を再現した展示や、採掘に使われていた道具なども見ることができます。
展示室: 大谷石の歴史や採掘方法、利用例などを紹介する展示室があります。大谷石の歴史や文化について詳しく学ぶことができます。
イベント: コンサートや演劇、映画上映などのイベントも定期的に開催されています。
【所在地】
栃木県宇都宮市大谷町909
【アクセス】
電車: JR宇都宮駅からバスで約30分
車: 東北自動車道 宇都宮IC から約20分
【駐車場】
有料駐車場あり(500円/回)
【営業時間】
4月~11月 9:00~17:00(最終入館16:30)
12月~3月 9:30〜16:30(最終入館16:00)
【周辺観光スポット】
大谷石採掘場跡
大谷観音
日光東照宮
中禅寺湖
華厳滝
【参考情報】
・大谷資料館: http://www.oya909.co.jp/
・栃木県観光物産協会: https://www.visit-tochigi.com/
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