金鱗湖は、温泉地として知られる大分県由布市湯布院にある美しい湖です。由布岳の麓に位置し、湖面に映る由布岳や朝霧、夕陽の景色が由布院温泉を代表する景観として有名です。
【名前の由来】
由布岳の下にある池なので、「岳下の池」と呼ばれていたが、
明治時代の儒学者・毛利空桑が1884年に、湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたといわれています。
【特徴】
湖底から湧き出る水と、周囲から流れ込む湧水や温泉のおかげで水量が豊富で美しい湖です。
年間を通じて水温が高いため、冬の早朝には湖面から湯気が立ち上る幻想的な光景を見ることができます。
湖畔には遊歩道があり、湖畔を散策したり、ベンチに座って景色を楽しんだりできます。
湖畔には亀の井別荘をはじめ、多くの旅館やホテルが立ち並んでいます。
【見どころ】
朝霧:特に冬の朝は、冷え込んだ空気に湖面から立ち上る湯気が幻想的な雰囲気を醸し出します。
夕陽:由布岳を背景に沈む夕陽は、湖面に金色に映え、とても美しいです。
紅葉:秋の紅葉シーズンには、湖畔の木々が色づき、錦絵のような景色が広がります。
カモメ:湖にはカモメが生息しており、餌付けをすることもできます。
【所在地】
大分県由布市湯布院町川上1561-1
【アクセス】
JR久大本線「由布院」駅から徒歩約15分
由布院温泉街からバスで約5分
【周辺情報】
由布院温泉街:金鱗湖から徒歩圏内に、由布院温泉街が広がっています。温泉旅館やカフェ、土産物店などが立ち並び、散策を楽しめます。
由布岳:金鱗湖の北西にそびえる由布岳は、登山や温泉など、様々なアクティビティを楽しむことができます。
【参考情報】
大分県観光情報公式サイト:https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4362
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