海上交通の要所・関門海峡

関門海峡 山口

関門海峡は、本州の山口県下関市と九州の福岡県北九州市門司区の間にある海峡です。日本の本州と九州を隔てる海峡の中で最も狭く、最短地点で約550mしかありません。
その間を1日に約1000隻もの船が行き交う海上交通の要所です。

海峡には、関門大橋巌門大橋の2つの橋が架かっています。関門大橋は1973年に開通した全長798mの吊り橋です。巌門大橋は2000年に開通した全長250mの斜吊橋です。

関門海峡は、古くから交通の要衝として栄えてきました。江戸時代には、下関と門司の間を関船と呼ばれる船で渡っていました。明治時代には、関門海峡に海底トンネルが掘られ、山陽本線が九州へ延伸されました。

潮流が速いことでも有名で、世界三大潮流の一つに数えられています。速い潮流を利用して、関門海峡では潮流発電が行われています。

美しい景観も魅力です。
特に夕闇の時間帯、赤や緑の船灯をともした大小の船が海を照らす様子は幻想的。また関門大橋も日没から約3時間ライトアップされます。
山口県側からなら「火の山公園」、福岡県側からなら「和布刈(めかり)公園」が展望スポットとして人気です。

また周辺には、下関城や門司港レトロ地区などの観光スポットが数多くあります。

【所在地】
山口県下関市壇之浦町~福岡県北九州市門司区門司

【アクセス】
火の山公園:中国道下関ICより約7分、和布刈公園:関門道門司ICより約10分

【駐車場】
あり(無料)

【参考情報】
関門海峡ナビ:https://kanmon.gr.jp/
山口県観光サイト:https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_11103.html

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