一日100人限定の島・南島

南島 東京

南島は、東京都小笠原諸島の父島列島にある小さな島です。父島から南西に約50km離れた場所に位置し、周囲約1.6km、面積約0.28㎢と、小笠原諸島の中では3番目に小さな島です。

隆起と沈降を繰り返すサンゴ礁からできた世界でも珍しい沈水カルスト地形が特徴で、島全体が切り立った断崖絶壁に囲まれています。中でも「扇池」と呼ばれる入り江は、エメラルドグリーンの海と白い断崖が織りなす絶景で、小笠原を代表する景観の一つとして知られています。

南島は世界遺産にも登録されている小笠原諸島の貴重な自然が残されています。島内には、固有種の植物や動物が生息しており、特にオガサワラオオシマシジミと呼ばれる蝶は、南島にしか生息していない貴重な昆虫です。

【住所】
東京都小笠原村父島

【アクセス】
小笠原諸島の玄関口である父島から船で行くことができます。父島から南島までの距離は約50km、所要時間は約2時間30分です。
島の貴重な自然を守るため、南島への上陸は、東京都認定の自然ガイドの同行が必要となります。また一日の滞在時間は2時間まで、一日の利用者数は100人までといったルールが定められています。

【アクティビティ】
南島は、自然を満喫できるアクティビティが充実しています。
・トレッキング: 整備された遊歩道で、島の自然を歩きながら絶景を楽しむことができます。
・シュノーケリング・ダイビング: サンゴ礁に囲まれた海で、熱帯魚やウミガメなどの様々な生き物を見ることができます。
・カヌー・カヤック: 島の海岸線をゆっくりと漕ぎながら、海と島の景色を楽しむことができます。
・バードウォッチング: 島には様々な種類の鳥が生息しており、バードウォッチングを楽しむことができます。

【注意点】
東京都の天然記念物および特別保護地区に指定されています。そのため、以下の点に注意する必要があります。
上陸には東京都認定の自然ガイドの同行が必要です。
島内のごみは必ず持ち帰りましょう。
動植物の採取は禁止されています。
決められた遊歩道以外の場所への立ち入りは禁止されています。

【参考情報】
小笠原諸島観光局:https://www.visitogasawara.com/archive/archive-1757/

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