ナバホ族の聖地・赤い大地「モニュメントバレー」

モニュメントバレー アメリカ

モニュメントバレーは、アメリカ合衆国南西部ユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる地域一帯の名称です。古くからのナバホ族居住地域で、居留地となった現在では、その一部はナバホ族管轄のもと一般に開放する形で公開されており、ナバホ族の聖地とも呼ばれ有名な観光地となっています。

モニュメントバレーは、高さ1,000フィート(300m)にもおよぶ赤色の砂石で創られた自然の驚異的な地層で有名です。浸食によって形成された独特の台地が広がります。
風と雨、そして温度が持つ自然の偉大な力が、過去5000万年もの年月をかけて高地の表面を切り取り、削ぎ落してきました。その結果、ミトン・ビュート、ジョン・フォード・ポイント、マーシャル・ウィングなど、ユニークな形状の岩山が数多く生まれました。

映画やテレビドラマのロケ地としてもよく使用されています。ジョン・フォード監督の西部劇映画「駅馬車」(1939年)や「赤い河」(1948年)、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年)、「フォレスト・ガンプ」など、多くの名作でモニュメントバレーの風景が映し出されています。

【見どころ】
・ミトン・ビュート:シンボルともいえる、手袋のような形をした岩山です。
・ジョン・フォード・ポイント:多くの映画でロケ地として使用された、モニュメントバレーの絶景ポイントです。
・マーシャル・ウィング:翼のような形をした岩山です。
・メサ・アーチ:天然のアーチ橋です。
・トーテムポール:トーテムポールのような形をした岩山です。

【行き方】
モニュメントバレーへの玄関口は、ユタ州のキャニオンランズ国立公園とモアブの町です。キャニオンランズ国立公園から車で約1時間30分、モアブから車で約2時間30分のところにあります。

【ベストシーズン】
ベストシーズンは、3月から5月と9月から11月です。この時期は、天候が良く、日照時間も長いため、観光に最適です。

【注意事項】
モニュメントバレーは、標高が高いため、天候が変わりやすいです。防寒対策をしっかりとしておきましょう。
日差しが強いので、サングラスや帽子、日焼け止めなどを忘れずに持っていきましょう。
虫よけスプレーがあると便利です。
モニュメントバレーは、ナバホ族の居留地です。ナバホ族の文化や習慣を尊重しましょう。

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